イタヤ細工 イタヤ馬
「みちのくの小京都」と呼ばれるほどに古の街並が美しい秋田の角館地区。
この辺りでは、200年前から、冬の農閑期の手しごととして、イタヤカエデを使った農具や生活道具が作られてきました。
自生する若木を切り、幹を帯状に割き、作るものに合わせて、太さや厚みの均等なものを揃え、丁寧に編みあげていきます。
やさしい色合いと温かみ溢れる編み目は、そこにあるだけで、ほっと出来る空気を作りだし、暮らしの中に溶け込みます。
白い木肌が美しいイタヤ細工。遠く離れた北欧のものとも相性が良いことで知られています。
同じ長い冬を過ごす人々の間に、何か通じるものがあるのかもしれませんね。
 
【素材の特性やご使用上の注意】
□天然素材を使い、材料作りから、すべて手作業です。
多少の折れやささくれ、小さな穴がある場合がございますが、良品ですので、それぞれの持ち味として、お楽しみください。
□表記のサイズは、おおよそのものになります。
□はじめは、やわらかな白色をしておりますが、お使いいただく中で、少しずつ光沢を帯び、お色が濃くなってきます。ゆっくりと落ち着いた飴色に変わっていく様子を長く味わいください。
□つけ置き洗いは、カビの原因や素材の劣化につながりますので、お控えください。
【左馬の言われ】
「馬は右から乗ればつまずき、左から乗れば、馬が暴れることなく乗れる」という言い伝えから、左馬は長い人生をつまずくことなく過ごすことが出来、幸せを招く「無病息災」の縁起物と言われています。 願いを込めて、左向きに飾ってみるのもいいですね。 幸せが続きますように・・
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