福島県の奥会津地方に伝わるマタタビ細工。
雪深いこの地域では、冬の農閑期の手仕事として、様々な素材による編み組み技術が受け継がれてきました。
古くは、縄文時代から・・その編み方は、今に伝わるものと同じだと言います。
マタタビは、水を吸い込むことにより、さらにしなやかさを増します。そのやわらかなあたりは、お米や野菜などの素材を傷つけることがありません。
吸水性に優れているので、水切れが良く、とても実用的なざる。
使いながら、その素材のやさしさを実感できる暮らしの道具です。
数々の賞を受賞されている作り手さん。
その確かな腕前に納得の仕上がりです。
【素材の特性やご使用上の注意】
○材料となるマタタビの蔓は、地元で作り手の方々が採取しています。
○すべて手作りのため、形のいびつさ、若干のささくれや折れなどがある場合もございますが、手仕事によるものとしてご理解ください。
○作り手によって、多少大きさや形に違いがございます。それぞれの風合いをお楽しみください。
○色合いは、お使いいただくとともに、やわらかい白色から、徐々に色味を増していきます。
○お米を研ぐ場合は、ご使用前に5分ほど水に浸しておくと素材が膨らみ、目詰まりを防ぐことが出来ます。
○ご使用後は、しっかりと乾かした後、風通りの良い場所にかけて保管してください。マタタビは吸水性に優れた素材ですので、湿ったままにしますとカビの原因となります。

↑中サイズときれいな入れ子になります。
台所で場所をとらないのがうれしいですね。